糖尿病の薬物治療について
糖尿病の治療の基本は食事療法と運動療法が基本ですが、これらだけで治療効果が充分でない場合には薬が必要となります。
まず内服薬についてですが、近年多種類の薬剤が使用可能となっており患者様の病状や病態に応じた使い分けが必要となります。
また内服薬での治療効果が充分でない場合は注射薬を用いることがあります。
注射薬には大きく分けてインスリンとGLP-1製剤があります。
インスリン注射にも多くの種類が有り、注射の回数も種々ですが、内服薬と併用して一日一回の注射だけという方法もあります。
GLP-1製剤はインスリンの前段階に主に使用される事が多く、週一回だけの注射で効果を期待出来るという製剤もあります。